MLBとバーチャルタレントのコラボが話題を呼んでいる。ドジャースとホロライブプロダクションが行った「ホロライブナイト」では、人気VTuber3人が球場に登場し、観客を沸かせた。

  • ホロライブプロダクションの人気VTuber3人がドジャースタジアムに登場
  • 試合開始のアナウンスや歌唱パフォーマンスなどを披露
  • 球場内には等身大パネルが設置され、VTuberの世界観が体感できた

VTuberとは何か?バーチャルYouTuberの魅力に迫る

VTuber(バーチャルユーチューバー)とは、キャラクターアバターを使ってYouTubeなどで活動するクリエイターのこと。ホロライブプロダクションは、そんなVTuberの人気事務所として知られている。今回コラボしたVTuberの3人は、がうる・ぐら(約449万人)、兎田ぺこら(約255万人)、星街すいせい(約237万人)と、いずれも多くの登録者数を誇る人気者だ。

VTuberの魅力は、キャラクターアバターを使うことで、リアルな人間とは違った表現ができること。また、アニメのようなキャラクターデザインに、声優の演技が加わることで、ファンタジーの世界観を体感できるのも大きな魅力だ。さらに、リアルタイムでファンとコミュニケーションを取れるのがYouTubeライブの醍醐味で、VTuberは単なるキャラクターを超えた存在になっている。

MLBとVTuberのコラボは世界初!ドジャースが全力でおもてなし

ホロライブプロダクションとMLB球団のコラボは今回が世界初。ドジャースは全力でおもてなしを行い、VTuberの世界観を球場に再現した。試合開始のアナウンスを3人のVTuberが担当したほか、球場内には等身大パネルが設置され、まるでVTuberの世界に入り込んだかのような体験ができた。

さらに、7回の「Take me out to the ball game」では、がうる・ぐらが大型ビジョンに登場して歌声を披露。観客を沸かせながら、ベースボールの伝統的な一コマを盛り上げた。ドジャースは、VTuberとMLBの融合によって生まれる新しい体験を提供し、話題を呼んだ。

NPBでもVTuberブームが到来!?ホロライブとの過去のコラボ

ホロライブプロダクションは、MLBに先駆けてNPBとのコラボも実施している。2021年にはパ・リーグ6球団と、2022年8月には読売ジャイアンツとコラボを行った。NPBでもVTuberブームが到来しつつあり、球団は新しいファン層の開拓を狙っている。

NPBとのコラボでは、VTuberのグッズ販売やオリジナル企画の実施など、さまざまな取り組みが行われた。ファンからの反響も上々で、VTuberの世界観を球場で体感できたことが好評を博した。今後、NPBでもMLBに続いてVTuberとのコラボが増えていくかもしれない。

VTuberとスポーツの新しい融合!次なるコラボは?

VTuberは、YouTubeを中心に活動する存在から、リアルの世界にも進出しつつある。ホロライブプロダクションは、MLBやNPBとのコラボに加え、eスポーツの大会やアニメ・ゲームのイベントなどでも活躍の場を広げている。キャラクターならではの世界観を生かしながら、リアルとの新しい融合を生み出している。

今回のMLBとのコラボが大成功を収めたことで、今後はさらに大規模なスポーツ団体とのコラボが期待される。NFLやNBAなどのリーグ、さらには国際大会などでVTuberが登場する日も遠くないかもしれない。VTuberは、エンターテインメントの新しい形を切り開きつつある。

まとめ

ホロライブプロダクションのVTuberがMLBのドジャースとコラボを行い、球場が熱狂した。VTuberの世界観を体感できる企画に、多くのファンが歓喜した。VTuberとスポーツの融合は、新しいエンターテインメントの形を生み出しつつある。今後、さらに大規模なコラボが実現することが期待される。

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